Chn-072 日本の夏の過ごし方(日本的夏天)
KYOU
日本の夏は湿度が高くて蒸し暑い、いわゆる「高温多湿」の気候です。
現在ではエアコンなどの力を使って快適に夏を過ごすことも可能ですが、エアコンもずっとつけっぱなしだと電気代も気になりますよね。
日本人は昔からこんな暑い夏を少しでも涼しく、快適に過ごそうと、さまざまな工夫や知恵を働かせて乗り切ってきました。
そんな知恵を中心に、夏の暑さを涼しく過ごす工夫や方法を「目で見て感じるもの」、「耳で聞いて感じるもの」、「舌で味わって感じるもの」などにまとめてみました。

◆目で見て感じるもの

  花火
日本の夏と言ったら、花火は欠かせないですね。昼間に比べて、夜は風が吹いたり、ちょっとでも涼しく感じますね。
そこで浴衣を着てお祭りに行くのが最高です。日本人は祭り好きなので、さまざまな機会やお祝い事に気勢をあげるために花火をあげます。
花火大会はもちろん、庭や海辺などで簡単に楽しめる線香花火などもよく目にしますね。

  打ち水
道路や庭に水をまくと、その水が蒸発する際の「気化熱」の原理によって地面の熱が大気中に逃げていきます。
つまり地面の熱が下がります。これが打ち水によって涼しく感じる理由です。気温が1~2℃ 下がると言われています。
またこの打ち水をすることによって目で見る(視覚で感じる)涼しさや、水に触れることによる涼しさも感じることが出来ます。

  すだれ・よしず
家の中への日差しを防いで日陰を作り、室内の温度を抑えるのに効果的なのが窓の外側に設置するすだれ・よしず。
これらは通気性も良いため、風通しもよく、外からの風を家の中に入れて室内の空気を循環させるのにも最適なアイテムです。
窓の内側につけるカーテンなども日差しを抑えるのには効果はありますが、窓の外側に設置するものの方がはるかに効果は高いと言われます。

◆耳で聞いて感じるもの

  風鈴
風鈴の音色が涼しいと感じるのは、日本人独自の条件反射だそうです。
その理由は、湿度の高い日本で夏に少しでも風が吹くと、気温の変化がなくても涼しいと感じるそうです。
ですから、風鈴の音色を聴くことにより【風が吹いている=涼しい】と脳がイメージし、神経に指示が行き、実際に体温が下がるとか。
耳で涼しさを感じられる文化って素晴らしいものですね。

  水の流れる音
海辺の波の音や、川の流れる音のを聴くことでも気分も落ち着き、気持ちも涼しく感じたりします。
暑くて寝苦しい夜にこんな音楽流してみたらいいかもしれないですね。

◆舌で味わって感じるもの

  かき氷
専用の道具でかき氷を作り、シロップをかけて食べるデザートです。
シロップの種類は定番のイチゴ、あずきをはじめ、最近はバナナミルク、コーヒーなどもあります。
蒸し暑い日にふわふわのかき氷を食べるのが至福ですね。
速く食べると頭がキーンとくるから要注意。

  夏野菜や旬の果物
スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜には熱を下げる効果があります。
特に冬瓜には漢方薬に用いられるほど利尿作用があり、むくみ取りや夏バテ対策にピッタリです。
他にもトマトやなす、とうもろこしなどの夏野菜は熱を下げてくれるので、旬のものをたくさん摂ることは理にかなっているのですね。

昨日、大阪の気温は36.4℃で、全国2位でした。今日も36℃前後で、2日連続の猛暑日です。夏本番は始まったばかり。
皆さんの国の夏と違い、日本の夏は地獄です。
暑さ対策をしっかりと行い、体調を崩さないようにしてください。

参考:http://fumigucci-1.hatenablog.jp/entry/2015/08/01/180659
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KYOU
日本的夏天湿度大,又闷又热,是所谓的“高温多湿”气候。
现代生活,我们可以利用空调,舒适地度过夏天。但是一直开着空调,电费又太贵了。
古代,还没有空调,冰箱的时候起,日本人就想到了很多比较舒适地度过夏天的方法。
今天就将这些方法分为“眼睛看到的”“耳朵听到的”“舌头尝到的”三类,介绍给大家。

◆眼睛看到的

烟花
说到日本的夏天,不得不提烟花。与白天相比,夜晚刮起微风,会稍稍感到凉快。
这时穿上浴衣去祭实在是太爽了。日本人非常喜欢祭,喜欢放烟花来提高祭的气氛。
其实不只是花火大会,在院子里,海边也会经常看到简易的烟花。

洒水
向地面或者院子里洒水,利用水蒸发时吸收热量的原理,降低地面的温度。
这就是洒水后会感到凉爽的原理。据说温度会下降1~2℃。
另外,洒水时不仅触觉上感到凉爽,看到水,心理上也会感到凉爽。

草帘
在窗户外面挂草帘,遮挡阳光,制造荫凉,能够很有效地降低室内温度。
草帘通气性好,遮荫的同时还不挡风,是绝佳选择。
在室内挂窗帘也可以遮阳,但是据说,在室外挂草帘的效果更好。

◆耳朵听到的

风铃
听到风铃的声音感到凉爽,是日本人特有的条件反射。
理由是,日本的夏天湿度大,即使温度没有降低,只要刮一点风就会感到凉爽。
所以听到风铃的声音,大脑里就会产生【有风=凉爽】的回路。

流水声
海边的波浪的声音,河川的流水声会让人放松,心情上会感到凉爽。
闷热的睡不着觉的晚上,可以试着播放一些流水的声音。

◆舌头尝到的

刨冰
刨冰是用专门的道具制作,在上面浇糖浆的甜点。
糖浆的味道有传统的草莓味,红豆味,最近还兴起了香蕉牛奶味,咖啡味等等。
在闷热的夏天吃到像棉花糖一样的刨冰,真的是太幸福了。
但是吃得太快的话会冰得头痛,要注意哦。

夏天的蔬菜和应季的水果
西瓜,黄瓜,冬瓜等瓜类水果,蔬菜具有清热的效果。
尤其是冬瓜,汉方药里也会作为利尿的药食。是应对苦夏的良品。
另外西红柿,玉米等应季蔬菜也有清热效果,看来多吃应季蔬菜,水果是有道理的。

昨天,大阪市的气温达到了36.4℃,是全日本第二热的城市。今天也有36℃左右,连续两天是猛暑日。真正的夏天才刚刚开始。
与大家的祖国不同,日本的夏天是一年中最不舒服的季节,称之为地狱也不为过。
大家千万要做好防暑措施,注意身体。

参考:http://fumigucci-1.hatenablog.jp/entry/2015/08/01/180659
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