日本の夏は湿度が高くて蒸し暑い、いわゆる「高温多湿」の気候です。
現在ではエアコンなどの力を使って快適に夏を過ごすことも可能ですが、エアコンもずっとつけっぱなしだと電気代も気になりますよね。
日本人は昔からこんな暑い夏を少しでも涼しく、快適に過ごそうと、さまざまな工夫や知恵を働かせて乗り切ってきました。
そんな知恵を中心に、夏の暑さを涼しく過ごす工夫や方法を「目で見て感じるもの」、「耳で聞いて感じるもの」、「舌で味わって感じるもの」などにまとめてみました。
◆目で見て感じるもの
花火
日本の夏と言ったら、花火は欠かせないですね。昼間に比べて、夜は風が吹いたり、ちょっとでも涼しく感じますね。
そこで浴衣を着てお祭りに行くのが最高です。日本人は祭り好きなので、さまざまな機会やお祝い事に気勢をあげるために花火をあげます。
花火大会はもちろん、庭や海辺などで簡単に楽しめる線香花火などもよく目にしますね。
打ち水
道路や庭に水をまくと、その水が蒸発する際の「気化熱」の原理によって地面の熱が大気中に逃げていきます。
つまり地面の熱が下がります。これが打ち水によって涼しく感じる理由です。気温が1~2℃ 下がると言われています。
またこの打ち水をすることによって目で見る(視覚で感じる)涼しさや、水に触れることによる涼しさも感じることが出来ます。
すだれ・よしず
家の中への日差しを防いで日陰を作り、室内の温度を抑えるのに効果的なのが窓の外側に設置するすだれ・よしず。
これらは通気性も良いため、風通しもよく、外からの風を家の中に入れて室内の空気を循環させるのにも最適なアイテムです。
窓の内側につけるカーテンなども日差しを抑えるのには効果はありますが、窓の外側に設置するものの方がはるかに効果は高いと言われます。
◆耳で聞いて感じるもの
風鈴
風鈴の音色が涼しいと感じるのは、日本人独自の条件反射だそうです。
その理由は、湿度の高い日本で夏に少しでも風が吹くと、気温の変化がなくても涼しいと感じるそうです。
ですから、風鈴の音色を聴くことにより【風が吹いている=涼しい】と脳がイメージし、神経に指示が行き、実際に体温が下がるとか。
耳で涼しさを感じられる文化って素晴らしいものですね。
水の流れる音
海辺の波の音や、川の流れる音のを聴くことでも気分も落ち着き、気持ちも涼しく感じたりします。
暑くて寝苦しい夜にこんな音楽流してみたらいいかもしれないですね。
◆舌で味わって感じるもの
かき氷
専用の道具でかき氷を作り、シロップをかけて食べるデザートです。
シロップの種類は定番のイチゴ、あずきをはじめ、最近はバナナミルク、コーヒーなどもあります。
蒸し暑い日にふわふわのかき氷を食べるのが至福ですね。
速く食べると頭がキーンとくるから要注意。
夏野菜や旬の果物
スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜には熱を下げる効果があります。
特に冬瓜には漢方薬に用いられるほど利尿作用があり、むくみ取りや夏バテ対策にピッタリです。
他にもトマトやなす、とうもろこしなどの夏野菜は熱を下げてくれるので、旬のものをたくさん摂ることは理にかなっているのですね。
昨日、大阪の気温は36.4℃で、全国2位でした。今日も36℃前後で、2日連続の猛暑日です。夏本番は始まったばかり。
皆さんの国の夏と違い、日本の夏は地獄です。
暑さ対策をしっかりと行い、体調を崩さないようにしてください。
参考:http://fumigucci-1.hatenablog.jp/entry/2015/08/01/180659
現在ではエアコンなどの力を使って快適に夏を過ごすことも可能ですが、エアコンもずっとつけっぱなしだと電気代も気になりますよね。
日本人は昔からこんな暑い夏を少しでも涼しく、快適に過ごそうと、さまざまな工夫や知恵を働かせて乗り切ってきました。
そんな知恵を中心に、夏の暑さを涼しく過ごす工夫や方法を「目で見て感じるもの」、「耳で聞いて感じるもの」、「舌で味わって感じるもの」などにまとめてみました。
◆目で見て感じるもの
花火
日本の夏と言ったら、花火は欠かせないですね。昼間に比べて、夜は風が吹いたり、ちょっとでも涼しく感じますね。
そこで浴衣を着てお祭りに行くのが最高です。日本人は祭り好きなので、さまざまな機会やお祝い事に気勢をあげるために花火をあげます。
花火大会はもちろん、庭や海辺などで簡単に楽しめる線香花火などもよく目にしますね。
打ち水
道路や庭に水をまくと、その水が蒸発する際の「気化熱」の原理によって地面の熱が大気中に逃げていきます。
つまり地面の熱が下がります。これが打ち水によって涼しく感じる理由です。気温が1~2℃ 下がると言われています。
またこの打ち水をすることによって目で見る(視覚で感じる)涼しさや、水に触れることによる涼しさも感じることが出来ます。
すだれ・よしず
家の中への日差しを防いで日陰を作り、室内の温度を抑えるのに効果的なのが窓の外側に設置するすだれ・よしず。
これらは通気性も良いため、風通しもよく、外からの風を家の中に入れて室内の空気を循環させるのにも最適なアイテムです。
窓の内側につけるカーテンなども日差しを抑えるのには効果はありますが、窓の外側に設置するものの方がはるかに効果は高いと言われます。
◆耳で聞いて感じるもの
風鈴
風鈴の音色が涼しいと感じるのは、日本人独自の条件反射だそうです。
その理由は、湿度の高い日本で夏に少しでも風が吹くと、気温の変化がなくても涼しいと感じるそうです。
ですから、風鈴の音色を聴くことにより【風が吹いている=涼しい】と脳がイメージし、神経に指示が行き、実際に体温が下がるとか。
耳で涼しさを感じられる文化って素晴らしいものですね。
水の流れる音
海辺の波の音や、川の流れる音のを聴くことでも気分も落ち着き、気持ちも涼しく感じたりします。
暑くて寝苦しい夜にこんな音楽流してみたらいいかもしれないですね。
◆舌で味わって感じるもの
かき氷
専用の道具でかき氷を作り、シロップをかけて食べるデザートです。
シロップの種類は定番のイチゴ、あずきをはじめ、最近はバナナミルク、コーヒーなどもあります。
蒸し暑い日にふわふわのかき氷を食べるのが至福ですね。
速く食べると頭がキーンとくるから要注意。
夏野菜や旬の果物
スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜には熱を下げる効果があります。
特に冬瓜には漢方薬に用いられるほど利尿作用があり、むくみ取りや夏バテ対策にピッタリです。
他にもトマトやなす、とうもろこしなどの夏野菜は熱を下げてくれるので、旬のものをたくさん摂ることは理にかなっているのですね。
昨日、大阪の気温は36.4℃で、全国2位でした。今日も36℃前後で、2日連続の猛暑日です。夏本番は始まったばかり。
皆さんの国の夏と違い、日本の夏は地獄です。
暑さ対策をしっかりと行い、体調を崩さないようにしてください。
参考:http://fumigucci-1.hatenablog.jp/entry/2015/08/01/180659