最近、スーパー、コンビニなどで、土用丑の日(どよううしのひ)のチラシはよく目にしますね。
土用丑の日=うなぎの日というイメージはお持ちかもしれませんが、なぜその日はうなぎを食べるのでしょうか。そもそも、「土用丑の日」とはなんでしょう。
今日は土用丑の日について、皆さんに紹介したいです。
世間で一般に言われる「土用丑の日」は夏の土用丑の日のことです。じつは、春、夏、秋、冬に存在します。ちなみに、2017年の土用丑の日は以下の通りです。
冬:1月26日(木)
春:4月20日(木)、5月2日(火)
夏:7月25日(火)、8月6日(日)
秋:10月29日(日)
「土用丑の日」って、一体なんでしょう。
「土用丑の日」は「土用」の「丑の日」のことです。
◆まず「土用」のことを見ていきましょう。
土用は、五行(木行・火行・土行・金行・水行)で定められた暦の中の「季節の変わり目」を指しています。
木行:春
火行:夏
土行:季節の変わり目
金行:秋
水行:冬
その「季節の変わり目」は四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前の18日(または19日)の期間のことです。
夏の「土用丑の日」にあたる土用は立秋の前の18日(または19日)の期間のことです。
ちなみに、今年の立秋は8月7日で、立秋の前の土用は7月19日〜8月6日です。
◆「丑の日」は何でしょう?
「丑の日」とは、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)……」の丑のことです。
この十二支は、「今年の干支」というように、年を数えるときに使われるだけでなく、 方角や、月、そして日にちを数えるときにも使われます。
12日周期で丑の日が回ってきます。
◆「土用丑の日」は?
つまり、約18日間の「土用」の期間のうち、 12日周期で割り当てられている十二支が「丑の日」の日が、 「土用丑の日」なのです。
◆土用丑の日で、うなぎを食べる習慣はどこから来たのでしょう
その由来については諸説ありますが、一番有名なものをお話します。
江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、平賀源内に相談しました。
この時の、 「『本日丑の日』という張り紙を店に貼る」 という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。
ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、「丑の日にちなんで、『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったそうです。
また、本来うなぎの旬は冬のため、 以前は夏にうなぎはあまり売れなかったそうです。
売れないうなぎの販促のため、旬ではない「夏」という時期にうなぎを食べる風習を根付かせたという説が有名です。
参考:https://tashlouise.info/%E9%80%9A%E5%B9%B4%E8%A1%8C%E4%BA%8B/%E5%9C%9F%E7%94%A8%E4%B8%91%E3%81%AE%E6%97%A5/1320.html
土用丑の日=うなぎの日というイメージはお持ちかもしれませんが、なぜその日はうなぎを食べるのでしょうか。そもそも、「土用丑の日」とはなんでしょう。
今日は土用丑の日について、皆さんに紹介したいです。
世間で一般に言われる「土用丑の日」は夏の土用丑の日のことです。じつは、春、夏、秋、冬に存在します。ちなみに、2017年の土用丑の日は以下の通りです。
冬:1月26日(木)
春:4月20日(木)、5月2日(火)
夏:7月25日(火)、8月6日(日)
秋:10月29日(日)
「土用丑の日」って、一体なんでしょう。
「土用丑の日」は「土用」の「丑の日」のことです。
◆まず「土用」のことを見ていきましょう。
土用は、五行(木行・火行・土行・金行・水行)で定められた暦の中の「季節の変わり目」を指しています。
木行:春
火行:夏
土行:季節の変わり目
金行:秋
水行:冬
その「季節の変わり目」は四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前の18日(または19日)の期間のことです。
夏の「土用丑の日」にあたる土用は立秋の前の18日(または19日)の期間のことです。
ちなみに、今年の立秋は8月7日で、立秋の前の土用は7月19日〜8月6日です。
◆「丑の日」は何でしょう?
「丑の日」とは、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)……」の丑のことです。
この十二支は、「今年の干支」というように、年を数えるときに使われるだけでなく、 方角や、月、そして日にちを数えるときにも使われます。
12日周期で丑の日が回ってきます。
◆「土用丑の日」は?
つまり、約18日間の「土用」の期間のうち、 12日周期で割り当てられている十二支が「丑の日」の日が、 「土用丑の日」なのです。
◆土用丑の日で、うなぎを食べる習慣はどこから来たのでしょう
その由来については諸説ありますが、一番有名なものをお話します。
江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、平賀源内に相談しました。
この時の、 「『本日丑の日』という張り紙を店に貼る」 という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。
ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、「丑の日にちなんで、『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったそうです。
また、本来うなぎの旬は冬のため、 以前は夏にうなぎはあまり売れなかったそうです。
売れないうなぎの販促のため、旬ではない「夏」という時期にうなぎを食べる風習を根付かせたという説が有名です。
参考:https://tashlouise.info/%E9%80%9A%E5%B9%B4%E8%A1%8C%E4%BA%8B/%E5%9C%9F%E7%94%A8%E4%B8%91%E3%81%AE%E6%97%A5/1320.html